【体に負担の少ない授乳姿勢】産後の授乳中の姿勢はこれが大事

皆さんこんにちは

大阪の産後の骨盤矯正といえばカラダのミカタ!

という訳で今回は産後の授乳の姿勢について
ご紹介したいと思います。

【結論】授乳中の姿勢がママのその後の体型を決める

子育てが始まり
母乳で育てる期間は
人それぞれですが
早い場合には1歳になる前に
中には4歳ぐらいまで
母乳が続く子もいます

特に生後すぐの時期は母乳もまだ安定しないために
授乳の機会は頻繁にありますよね

そんな奥さんが頑張っている姿を見て
改めて感じたのは
この長い時間を占める
授乳をどのような姿勢で行うかが
ものすごく重要だと感じました

産後のママの姿勢は産後ダイエットに影響する

以前にこの記事でも書きましたが

産後ダイエットへの道【姿勢が悪い猫背では理想の体型は手に入らない】

産後のママさんの姿勢が崩れてしまうと
以下のようなことが起こる可能性があります

  • 代謝が下がる
  • 母乳の出が悪くなる
  • 肩こり・腰痛が起こる
  • 骨盤の歪みが起こる

代謝は15〜21%下がると言われ
悪い姿勢は母乳の出にも影響し
その他にも肩こりや腰痛など
辛い症状の原因になることも考えられます

 

 

大切なのは授乳の時の「高さ調節」にあり

授乳には大きく分けて
座って行う「抱き飲み」
寝た姿勢で行う「添い乳」があります
中にはスーパー忙しい時には立ったまま
授乳をする達人ママもいらっしゃるとのことですが
それぞれのポイントをお伝えします

抱き飲みのポイント

 



 

この時に注意してもらいたいポイントを先にお伝えすると

・赤ちゃんに合わせて猫背になる
・横座りの姿勢
・ソファに座って背中を丸めて授乳する

授乳中に赤ちゃんとの高さが合わずに
お母さんが下を向いて猫背になってしまうと
首・肩・背中への負担が増し
長時間、毎日繰り返していると
強烈な肩こりなどの症状に襲われている
患者さんをたくさん見てきました・・・

そして、アルアルなのがこの
横座りの姿勢です
これは床に座る際に
産前から癖になっている方も多いのですが
横座りはカラダの左右のバランスが崩れ
股関節も偏った捻れが入り続け
歪みはもちろんですが
もっともっと先の将来
女性であれば変形性関節症の可能性も
私は高まるのではないかとも考えています

これは母乳だけでなく
ミルクでも同じことです

良い姿勢で授乳を行うポイント

・骨盤を立てて座る
・赤ちゃんの高さを胸に合わせる

まずは骨盤を立てて背筋をピンと伸ばして座りましょう
そして赤ちゃんの下にタオルやクッションを入れて
胸の高さに合うように調整します
つまり、赤ちゃんが母乳を飲みやすいように
お母さんがかがむのではなく
お母さんが良い姿勢で授乳ができるように
赤ちゃんの高さを合わせるということです

この体勢で授乳ができると
お母さんの肩こりや首の辛さ
腰痛などもかなり軽減されるはずです

最初はピンと背筋を伸ばすのが辛く
感じるかもしれませんが
辛く感じるということは
普段の悪い姿勢が癖づいてしまっていると
考えて筋トレしているという気持ちで
頑張りましょう!

床に座る場合は長座かあぐらがオススメ

長座かあぐらで
壁や背もたれを利用する


家で過ごすスタイルが
ソファや椅子でなく
床に座って過ごすことが多い家庭もあるかと思います

そんな場合には先述したように
横座りは左右のバランスが崩れて良くないので
あぐらで授乳するのがお勧めです

中には股関節などの問題で
あぐらができない人もいるかと思います

そんな場合には
長座(両足を前に伸ばした座り方)をお勧めします

この時には猫背になりやすいので
壁やベッド、座椅子でも背もたれを
しっかり90度に立てたもので
支えながら授乳するのが大切です

慣れると長時間の授乳でも
良い姿勢は体にかかる負担が少ないので
疲れなくなりますよ!

添い乳のポイント

やはり夜中の授乳の際には
お母さんと赤ちゃんが寝たままでできる
添い乳になる方が多いかと思います

添い乳の時には
お母さんの体が真っ直ぐな状態を
維持できるかがポイントとなります

まずは首です
首の下に入れる枕やクッションは
お母さんの首が横向きでも
下になったり上になったりしない
ちょうどいい高さのものを選ぶことをお勧めします

普段上むきで寝る枕が
横向きでもちょうど良い高さを使用されている
場合には良いですが
もし枕が横向きになった時には
高すぎたり低すぎたりする場合には
横向きようのクッションを近くに
準備しておくのもお勧めです

そして下半身ですが
膝と膝の間にクッションを入れて
体が捻れてしまわないようにしましょう
クッションを入れないと
どちらかの脚を前に出してしまい
カラダが捻れた状態となります
これが長時間続くと
腰痛や下半身の捻れにつながる可能性があります

まとめ

皆様いかがでしたでしょうか
当院でも多くの産後のママさんの
授乳中の姿勢による肩こり・腰痛
骨盤の歪みを見てきましたが
骨盤矯正の施術以外の
自宅での過ごし方はとても重要ですし
できるだけお母さんの体に負担の少ない
環境で子育てをしていただきたいというのが
私たちの願いです

是非参考になる部分があれば実践して頂ければと思います!
それではまた!

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